John Cage
音楽とは迅速な交通手段である。
John Cage
曲を書くことによって達成された事は何もない。
曲を弾くことによって達成された事は何もない。
曲を聴くことによって達成された事は何もない。
僕達の耳は今とってもいい状態にある。
John Cage
誰かができないって言ったら、それが君のチャンスだ。
John Cage
どうして皆が新しいアイデアに怯えるか、僕にはわかんないね。僕は[逆に]古いアイデアが怖いよ。
John Cage
聴くっていう行為は、実は作曲行為なんだよ。
John Cage
音楽を作る時、人は哲学者になっているんだよね。意識的にも無意識にもできる、とにかく音楽を作っているんだよ。
John Cage
聴いてる時に押しつけがましいの[音楽]は好きじゃないね。自由に聴くという行為をさせてくれる音楽が僕は好きなんだ。
John Cage
僕の目に映る物全ては、まだ僕が記憶していないものばかりなんだよ。
John Cage
コンサートで男の子とその子の父親らしき人が僕の前に座ったことがあって、ストラビンスキー氏が指揮をしてたんだけど、その男の子が父親に向かって『お父さん、あれ変だよ、間違ってるよね』って言ったんだよ([苦]笑) [男の子が以前に聴いた曲の]記憶が邪魔をして聴けなかったんだよ。
John Cage
面白くないと思った音は未だに[聴いたことが]ないけど、あまりにも音楽っぽい物はあまり好きじゃないな。多分、[あまりに音楽っぽいと]音楽が僕をコントロールしようとしているように思えてそれが苦手なんだと思う。
John Cage
『うっせーな、そりゃただの雑音だよ』と大声で叫ぶ人もいたが、『それが人生ってもんだよ』とケージ氏は肩をすくめつつ笑った。
John Cage
音を人間の心情や感傷を表す人工的な理論や表現の伝達媒体なんかとして使うんじゃなくて、音は音として楽しむもんなんだよ。
John Cage
たった一人であっても、自分のやっている事が人を楽しませているんだと気づいた瞬間、[より上達できるよう]次のステップを見つけるために倍の努力をするようにしたよ。
John Cage